Googleキーワードプランナーが使えない・検索ボリュームが表示されない悩みを解決

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デジマケの教科書編集部

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Googleキーワードプランナーが使えない
デジマケの教科書 編集部

Web運営担当者には必須とも言える程、使用率の高いツールがキーワードプランナーです。便利なツールであることは間違いないですが、たまに困ることはありませんか?

例えば、キーワードプランナーを利用している際に「検索ボリュームが出なくて、困っている」「上手く使えていない」という方はいないでしょうか。

この記事では、そのような悩みを解決できるように解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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キーワードプランナーとは

キーワードプランナー調査結果:無料

キーワードプランナーとは、Google広告の配信に使うキーワードについて調べることのできる無料のツールです。Google広告の配信で使われることも多いですが、SEO対策をする際のキーワード選定でもよく使われます。

キーワードプランナーにある便利な機能は、指定したキーワードと関連キーワードや検索ボリュームの確認です。SEO対策をする際には、指定したキーワードや関連キーワード、検索ボリュームの情報が必要になることが多いため、利用する方も多いのでしょう。

しかし、大枠の機能は無料で利用できるものの、広告を配信しないと利用できない機能もあります。具体的には検索ボリュームです。広告を出稿しないで利用しようとすると、上記の画像のように検索ボリュームは【100~1,000】【10~100】などのだいたいの数値でしか確認できないため、注意しておきましょう。

キーワードプランナーでできること

キーワードプランナー調査結果:広告出稿済み

キーワードプランナーの基本的な機能はシンプルで、検索キーワードの関連語の抽出と検索キーワードの検索ボリュームの予測の2つです。そこに付随して、3ヶ月の推移や競合性などの数値も確認できるようになっています。

また、Google検索に関するSEOツールは多くありますが、キーワードプランナーはそれらのツールの中でも高い精度を誇っています。Googleが提供しているツールであるため、信頼できる数値です。これらのことを総合的に加味して、利用者が多いサービスと言えます。

上記でもキーワードプランナーの機能について、軽く触れましたが、以下ではさらに詳しくキーワードプランナーの機能を紹介していきます。

キーワードの検索ボリューム

自分で任意に指定したキーワードが月間どれだけ検索されたかを確認できます。また、国別の検索ボリュームや言語別の検索ボリュームを詳細に確認することもできます。

キーワードプランナーをSEO対策で利用する方の多くが、この検索ボリュームを知りたくて使っていると言っても良いほど便利な機能です。

検索ボリュームはWebサイト運営時に、そのキーワードのコンテンツを作成したらどれだけの流入を見込めるのかを想定するためにも確認する必要があります。また、検索ボリュームが大きいとそれだけ競合も多くなるため、戦略的にSEO対策を進めていく上でも重要な指標になります。

検索ボリュームについては、別の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

合わせて読みたい
検索ボリュームの調べ方やキーワードの選定方法、無料のツールなども紹介
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キーワードのトレンド推移

指定したキーワードや関連キーワードに関するトレンド推移も検索ボリュームを確認する際に、見ることができます。

3ヵ月の推移と前年比の推移を見ることができ、そのキーワードがどのような推移をしているか知れます。SEO対策では、トレンド推移も確認することが必要になるため、上手く利用したい機能の1つでしょう。

関連キーワードの抽出

自分の指定したキーワード以外にも、キーワードプランナーでは関連キーワードとして抽出してくれます。そのため、自分では見つけることのできなかったキーワードを容易に探すことができるでしょう。

例えば、「SEO対策」と指定して検索すると、「SEOとは」「SEO対策とは」「SEO対策 やり方」などのキーワードが表示されます。このように関連キーワードを絞り出して、その中から自社のサイトの規模にあわせた検索ボリュームのキーワードを選定するような使い方もできます。

デバイス別の検索割合

キーワードプランナーでは、そのキーワードがパソコンユーザー・スマホユーザーのどちらに検索されているのかを確認することもできます。

サイト運営をする際には、スマホユーザーに対応する必要もあると言われています。実際に自社で検索を想定しているキーワードで流入してくるユーザーが、どのデバイスを使用しているのかを知ることができるため、上手く活用したい機能でしょう。

日本でもすでにGoogle検索を利用するユーザーの75%程度がスマホユーザーです。そのため、スマホユーザーに対応したサイト設計にする必要もあります。

その際に、自社が狙うキーワード・広告を出稿するキーワードでどのくらいのユーザーがスマホユーザーなのかを確認することも重要でしょう。業種やトピックによっても、デバイス別の検索割合は大きく異なるからです。

すべての検索のほぼ3分の2は、すでに携帯電話で実行されています

キーワードの競合性

キーワードの競合性もキーワードプランナーで確認できます。

キーワードの競合性は「低・中・高」の3段階で表示され、指定したキーワードと関連キーワードにも表示されます。競合性の低いキーワードや競合性の高いキーワードを戦略的に狙うことも多いため、活用している方が多い機能でしょう。

特に、サイトを立ち上げたばかりの段階で競合性の高いキーワードで上位表示を狙おうとしても難しいです。競合性の高いキーワードはその分収益性も期待できますが、自社のサイトの状況にあわせて狙うキーワードは変えていく必要があります。

費用のシミュレーション

キーワードプランナーでは、Google広告に指定したキーワードや関連キーワードで出稿した際の費用のシミュレーションも表示されます。

広告配信のためにキーワードプランナーを利用している方も多いため、活用している方の多い機能と言えます。それは、Google広告のシミュレーション結果は、広告出稿をする際の判断材料になるからです。

具体的には、シミュレーションを作成してクリック単価が高い場合には、競合が多いため、そのキーワードで広告を出稿しても難しいと予想できますよね。そうなった際には、ほかの競合の少ないキーワードに変更して、広告を出稿するようなこともできます。

広告を出稿する際には、このように事前に計画を立てることが重要です。そうしないと、かかる費用だけが大きくなってしまい、資金がショートしてしまう危険もあるからです。事前に計画を立てて、上手くかかる費用と得られる利益を調整しましょう。

キーワードプランナーで検索ボリュームが出ない理由

キーワードプランナーで検索ボリュームが出ない理由

キーワードプランナーを利用していて、「検索ボリュームが詳細表示されない」「キーワード・関連キーワードを確認できない」と困ってしまうことも多いでしょう。

それらの原因は主に、以下のような3つの原因であることが多いです。

  • Google広告に登録していない
  • Google広告に出稿していない
  • キーワードが削除されている

Google広告に登録していない

まず、Google広告に登録していないとキーワードプランナーを使用することはできません。キーワードプランナーがGoogle広告の機能の1つであるからです。

Google広告への無料登録は、事前に登録しておくと良いでしょう。また、キーワードプランナーの利用も無料でおこなえます。しかし、検索ボリュームを詳細表示させるには、広告を出稿する必要があるため、注意が必要です。広告を出稿しないで利用すると、数字が曖昧になります。

Google広告に出稿していない

先述したように、無料のままキーワードプランナーを利用しても詳しい検索ボリュームの数値を確認することはできません。詳細表示ができていない状態で表示される検索ボリュームは具体的には検索ボリュームです。

広告を出稿しないで利用しようとすると、検索ボリュームは【100~1,000】【10~100】などのざっくりとした数値で表示されます。そのため、より正確な検索ボリュームを知りたい方はGoogle広告に出稿して、詳細表示できるようにする必要があります。

Google広告に約200円分の広告を出稿すると、検索ボリュームをより詳しい数字で確認できるため、SEO対策をする方は詳細表示できるようにしておきたいですね。

キーワードが削除されている

キーワードプランナーを利用していると「キーワードが全て削除されました。」と表示され、検索ボリュームやトレンド推移を確認できないことがあります。

その原因はGoogle広告のシステムで、一部のキーワードを制限しているからです。制限されているキーワードに多いのは「肺がん・うつ病」などの医療に関するキーワードが多いです。

しかし、このように制限されているキーワードでも、「肺がん 検査」のように語句を足すことで表示されることもあるため、何度か試してみると良いでしょう。

また、どうしても表示されない際には、ほかのツールを使うこともおすすめします。

キーワードプランナーでよくある質問

キーワードプランナーを利用していて、上手く表示されずに困ったことはありませんか?

そのような困った経験は筆者も多く経験しています。ここからは、よくある質問と対策方法を以下では紹介していきます。

①広告を出稿したのに詳細表示されてない

まず、「検索ボリュームを詳細表示させるために広告を出稿したのに、詳細表示されない。」ことです。

この場合には、広告を出稿して2~3日間は時間を空けないと詳細表示されないと認識しておきましょう。広告を出稿しても、すぐに詳細表示される訳ではないため、約200円分の費用が発生したら広告を一旦停止して詳細表示されるまで待ちましょう。

②詳細表示が元に戻った

「初めのうちは上手く詳細表示されていたのに、ざっくりな表示に戻ってしまった。」というのもよくあります。

キーワードプランナーの詳細表示は、1ヵ月程度経つと元に戻ってしまいます。その場合には、再度広告を出稿して、停止して待っていると詳細表示されるようになります。

どうしても使えない場合には

先述したように、キーワードプランナーの機能を全て使いたいのなら少額でも広告を出稿する必要があります。そのため、無料でなるべく多くの機能を使いたいという方もいるでしょう。

その時には、キーワードプランナー以外のツールを利用してみることをおすすめします。数値の正確さや分析の細かさはキーワードプランナーの方が優秀であることが多いですが、サイト運営を始めたばかりの時には十分である場合もあります。

キーワードプランナー以外でおすすめのツールは以下の3つです。

aramakijake

aramakijake検索ボリューム結果

aramakijakeとは、株式会社ディーボが提供しているキーワードの検索ボリュームを調べることのできるSEOツールです。

キーワードプランナーの無料版では、ざっくりとした検索ボリュームしか確認できません。しかし、aramakijakeでは正確な数値を確認することができます。

また、aramakijakeの特徴は競合検索数が予測できることです。調査したいサイトのURLをキーワードとともに入力することで「月間推定検索数・現在の順位・月間検索アクセス予測数」を確認できます。これは、競合サイトだけではなく自社のサイトの分析もできるため便利なツールですね。

Googleトレンド

Googleトレンド検索ボリューム推移

Googleトレンドとは、Googleの提供するSEOツールで検索ボリュームの推移を見ることができます。無料で使えることに加え、リアルタイムなデータを使用しているため、最新のトレンドを把握することができます。調査結果の画面から検索ボリュームを確認することもできます。

また、過去12ヵ月間~過去5年間などの幅広い期間でチェックすることができ、便利なSEOツールの1つと言えます。Webサイトを運営していく上で、以下のようなキーワードを狙う際にGoogleトレンドを使うことが多いです。

  • 検索ボリュームが急上昇しているキーワード(政治・スポーツなどの時事ネタ)
  • 季節性のあるキーワード(クリスマス・バレンタインデーなど)

SEMrush

SEMrush調査結果

SEMrushとは、全世界でのユーザー数が700万人を超えるオールインワン型のSEOツールです。自社サイトの分析だけではなく、競合サイトの分析や調査をおこなうことができます。

また、SEOに関する調査や分析だけではなく、広告分析・SNS分析・トラフィック分析などの幅広い調査や分析ができます。そのため、デジタルマーケティングに携わる多くの方がこのツールを利用しています。

検索ボリュームだけでなく、キーワードの難易度も教えてくれるため、ありがたいですね。ただ、1つ1つの機能に細分化してほかのツールと比べると劣ってしまうような見方もできます。しかし、1つのツールでまとめてさまざまなことを分析できるのが大きな利点と言えるでしょう。

自社で分析や運用するのが難しいなら

SEO対策や広告を出稿して、サイト運営をする際には上記のようなキーワード分析以外にも、さまざまなことを分析して運用していかないと高い成果を出すことはできないでしょう。

しかし、自社内でのリソースでは実行するのが難しい場合も多くあります。そのような場合には、デジマケに依頼すると良いでしょう。

デジマケは数多くのサイトの改善実績があり、自社のリソースを割かずにデジタルマーケティングをおこなうことができます。成果やリソースの問題で悩んでいる方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。

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キーワードプランナーに関するよくある質問

Q
キーワードプランナーは無料でも使えますか?

キーワードプランナーとは、Google広告の配信に使うキーワードを調べられる無料ツールです。

ただし、広告を出稿せずに利用すると、検索ボリュームが10〜100、100〜1,000と正確に取得できないため、正確なボリュームを取得するには広告出稿が必要です。

Q
キーワードプランナーの機能は?

キーワードプランナーで利用可能な機能は、大きく6つあります。

  • キーワードの検索ボリューム
  • キーワードのトレンド推移
  • 関連キーワードの抽出
  • デバイス別の検索割合
  • キーワードの競合性
  • 費用のシミュレーション

広告出稿だけでなく、SEOの記事コンテンツ作成にも利用できます。

Q
キーワードプランナーの代わりはありますか?

キーワードプランナーの代わりとなるおすすめのツール

  • aramakijake
  • Googleトレンド
  • SEMrush

キーワードプランナーの全機能を使用するには、少額でも広告出稿をしなければいけませんが、上記のツールを使用すれば無料で正確な結果を取得できます。

まとめ

この記事を読んで、キーワードプランナーの使い方で悩んでいる方の悩みは解決できたでしょうか。

キーワードプランナーの機能を上手く活用できるかは利用するユーザー次第です。キーワードプランナーで得られた情報を上手くサイト運営に活かして、運営できるようにしましょう。

ブログ運営に役立つ情報を発信されている「ゆいてろぐ」の、
【2023年最新】キーワードプランナーの無料登録方法と使い方【SEO初心者向け】という記事にて、キーワードプランナーの登録方法や使い方などが詳しく解説されています。合わせて参考にしてみてください。


参考:キーワードプランナーはスマホで使えない?代替品はある?しのブログ

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