中小企業こそSEOをすべき!?利点と具体的な8つの対策を徹底解説

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中小企業こそSEOをすべき!?利点と具体的な対策を徹底解説

「自社で検索流入から集客したいけど何から始めたら良い?」「そもそも中小企業はSEOをすべきなの?」などと悩みを抱えている中小企業のSEO担当者も多いでしょう。

結論、中小企業こそSEOをすべきです。特に起業したてのスタートアップ企業や売上が停滞中のWeb系企業は、SEOに取り組むか否かで大きく状況を変えかねません。

そこで本記事では、中小企業がSEOに取り組むメリット・デメリットから具体的な施策まで網羅的に解説していきます。

これからSEOで成果を上げたい中小企業の担当者は、しっかりと把握したうえで実践していきましょう。

なお、こちらの記事で「SEOの基本」について解説していますので、あわせてご参照ください。

中小企業がSEOに取り組むメリット3つ

早速ですが、中小企業がSEOに取り組むメリットを3つ紹介していきます。

  1. 検索流入による認知拡大が見込める
  2. 幅広いユーザーにアプローチできる
  3. 売上アップや見込み客獲得に繋がる

メリット①検索流入による認知拡大が見込める

中小企業がSEOに取り組む最大のメリットは、検索流入による認知拡大です。

そもそもSEOは、Googleなどのプラットフォームで上位表示を狙う施策のこと。上位表示できれば、Googleを利用する膨大なユーザー数から認知してもらえる可能性があります。

とはいえ「今からアクセス数を伸ばすならSNSの方が効果的なのでは?」と思う方もいるかもしれません。

では、ここで2021年の日本におけるGoogle利用者数の割合をみていきましょう。

日本におけるGoogleのトータルデジタルリーチ(2021年)

引用元:ニールセン「Tops of 2021: Digital in Japan

Googleは65.1%という数値でした。つまり、100人いたら約70人は月に一回以上利用していることが言えます。さらに、この割合はYahoo Japan(68.9%)に次いで2位の結果であり、Twitter(40.5%)やInstagram(37.9%)をはるかに凌ぐ結果です。

このようにGoogleをうまく活用すれば、多くのユーザーから認知される可能性があり、ビジネスを加速させる大きなきっかけにもなるのです。

メリット②幅広いユーザーにアプローチできる

そして、SEOに取り組むと今までは届かなかった幅広いユーザーにもアプローチできます。

詳しくは後述しますが、SEOの施策に「キーワード選定」があります。キーワード選定を正しく行えば、自社がターゲットとするユーザーも効果的に獲得できます。

例えば、婚活アプリを提供する企業の場合。「婚活アプリ 20代」「婚活アプリ 30代」と年齢層別のアプローチはもちろん、「婚活アプリ 福岡」などの地域別のユーザーの顧客も獲得可能です。

さらに、獲得したユーザーに適切なコンテンツを届けられれば、リピート客になる可能性もあるでしょう。いわゆるファン化できれば、安定した集客にも繋がります。

メリット③売上アップや見込み客獲得に繋がる

検索流入が増えれば、当然売上アップや見込み客獲得も狙えます。

先ほどの例を挙げるなら「婚活アプリ お試し」などの購買意欲の高いユーザーが検索するワードで上位を取れれば、効果的な売上アップに繋げられるでしょう。

仮に提供するサービスの成約率(CVR)が10%である場合。100人集客できれば10人の成約になりますし、1,000人なら100人の成約、10,000人なら1,000人の成約…と売上は比例して増加します。

ただし、いくら検索流入が増加してもユーザビリティの低いコンテンツ内容だと、成約に結びつかないため、サイト内構造にも目を向ける必要があります。

中小企業がSEOに取り組むデメリット2つ

一方、中小企業がSEOに取り組む場合はデメリットもあります。

  1. 時間と労力のコストがかかる
  2. 高度なSEOの知見を要する

デメリット①時間と労力のコストがかかる

SEOの大きなデメリットとして、時間と労力のコストがかかることが挙げられます。

実際にGoogleの公式で、着手から成果が出るまでおよそ4ヶ月から1年の期間がかかると公表しています。

成果が出るまで時間がかかることを忘れないでください。変更に着手してからメリットが得られるようになるまで、通常は 4 か月から 1 年かかります。

Google – SEO 業者の利用を検討する

SEOは、Web広告のような広告費はかからないものの、時間的コストや施策に取り組む人手の捻出は避けられません。

結果としてすぐに反映されるわけではない点は、おさえておきましょう。

デメリット②高度なSEOの知見を要する

そして、SEOに取り組むにあたり、高度な知見や経験を要します

SEOで検索上位を狙う競合他社は無数にいるため、十分な知識がなければ太刀打ちできません。検索流入の増加を狙うなら上位10ページに入る必要があり「時間をかけた割に見合ったリターンが得られなかった…」というケースも珍しくないです。

そこで重要なポイントが、クリック率です。クリック率とは、表示回数に対する検索ユーザーのクリック数で測る割合のこと。クリック率が低いとユーザーに需要がないと見なされ、検索順位を下げられてしまいます。

検索順位クリック率
1位13.94%
2位7.52%
3位4.68%
4位3.91%
5位2.98%
6位2.42%
7位2.06%
8位1.78%
9位1.46%
10位1.32%
11位1.03%
12位1.00%
13位1.07%
14位1.34%
15位1.65%

引用元:2021 CTR Research Study: The Largest Ever for SEO

このクリック率は、検索順位に大きく左右されます。1位と10位とでは、13%以上も違うことが分かるでしょう。

そして、2ページ目の11位以降にもなると、100人いたら1人の割合でほとんどクリックされることはありません。ですから、しっかりと対策を行っていく必要があります。

もし、このようなSEOの知見に優れた人材が社内にいないのであれば、SEOコンサルティングの活用が有効です。経験豊富なSEOコンサルタントなら、より早く売上に直結するサイト改善が可能であり、中長期的な業績アップも見込めます

デジマケでは、100社以上の法人サイトの分析や改善策を行った実績から、成果にコミットするSEOコンサルティングとして定評があります。SEOの改善にお困りの法人Web担当者様はお気軽にご相談ください。

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中小企業がSEOに取り組むならおさえたいポイント3つ

中小企業がSEOに取り組むならおさえたいポイント3つ

メリット・デメリットを理解できたら、次に中小企業がSEOに取り組む前のポイントを3つお伝えしていきます。

  1. ゴールを明確にする
  2. キーワード選定を適切に行う
  3. 専門性が高く信頼できるコンテンツを作成する

①ゴールを明確にする

1つ目のポイントは、Webサイトのゴールを明確にすることです。

「なぜSEOの施策に取り組んで集客するのか?」ここが曖昧だとユーザーに刺さるコンテンツは作れません。そもそも目的がなければ、SEOに多額のコストをかける意味はないです。

SEOに取り組む代表的なゴールとして、以下のようなことが挙げられます。

  • 自社のサービスを導入してもらいたい
  • アフィリエイト収益を獲得したい
  • 自社のプラットフォームに登録してほしい

このように、最低限集客した後に何を目指すのかを事前に定めておきましょう。

②キーワード選定を適切に行う

2つ目のポイントは、キーワード選定を適切に行うことです。

前述しましたが、キーワード選定を適切に行わなければ自社の求めるユーザーは獲得できません。従って、予め設定したゴールの達成からは遠のいてしまいます。

例えば、労働者派遣事業を営む中小企業が派遣社員の増員を目的としている場合。「転職」に関する検索キーワードのみで上位表示を狙っても、転職したい読者層しか集まりません。

これでは、目的とする派遣社員の増員とユーザーニーズが合わず、結果Googleからはユーザーに不親切なコンテンツとして評価されてしまいます。

目的を達成するためには「どんなユーザー層を狙うのか?」「それらがどんな意図を持っているのか?」を踏まえたうえでキーワード選定を行いましょう。

③専門性が高く信頼できるコンテンツを作成する

3つ目のポイントは、ユーザーの信頼を勝ち取れる専門性の高いコンテンツを作成することです。

SEO用語で「E-A-T」とも呼ばれますが、コンテンツ作成で以下3点が不足していると良い評価は得られません。

  • Expertise(専門性)
  • Authoritativeness(権威性)
  • Trustworthiness(信頼性)

ここで重要なポイントが情報を狭く深く網羅していること。労働者派遣事業の中小企業なら「派遣」の内容に特化したコンテンツ作成がWebサイトの評価を高めるうえで欠かせません。

さらに、権威性を出すうえで専門家や監修者の設定も有効です。

コンテンツ作成に必要なE-A-Tを高めるために、こちらの記事を参考にしながら施策についても検討してください。

中小企業が取り組むべきSEO9選

ここからは、少しSEOの実践的な内容に入ります。中小企業がまず取り組むべき9つのSEOについてみていきましょう。

  1. サイト設計を行う
  2. ツールを導入する
  3. キーワード選定して良質なコンテンツを作成する
  4. 適切なタイトル・見出しを設定する
  5. 画像に代替テキストを含める
  6. 内部リンクを充実させる
  7. 被リンクを獲得する
  8. Webページをインデックスする
  9. SNSを活用する

①サイト設計を行う

SEOにおいて、必ず行う施策がサイト設計です。

サイト設計とは、Webサイトのテーマ・目的を明確にし、それに応じたサイト構造に仕上げる作業のこと。階層を意識した適切なサイト設計を行うと、ユーザビリティの向上はもちろん、クローラーの巡回しやすさ(クローラビリティ)の向上にも繋がります。

また、Webサイトにある各ページのURLを簡潔化することもユーザーの利便性を高めるポイントです。

まずはサイト設計を行い、Webサイトの土台を構築していきましょう。

②ツールを導入する

SEOで成果を上げるためには、Webページごとのアクセス解析や検索順位の変動チェックが必要です。

そもそもコンテンツ作成をしただけで分析を怠れば、結果が出ない原因が掴めずに改善策も打てません。従ってまず導入しておくべきツールは、Googleが提供する以下2つです。

  • GoogleAnalytics:Webページごとのアクセス数などの解析ツール
  • Google Search Console:サイトの健康状態などを表示するSEO診断ツール

どちらも無料で導入できるので、すぐに導入しましょう。

③キーワード選定して良質のコンテンツを作成する

コンテンツ作成をするうえで、キーワード選定は必須です。

自社の提供する商品・サービスに関連するテーマからキーワードを抽出してコンテンツ作成をしていきましょう。

具体的なキーワード選定の手順は、こちらの5ステップです。

  1. ラッコキーワードなどのキーワードツールを導入する
  2. 自社でターゲットとするユーザーを想定し、検索キーワードを洗い出す
  3. 洗い出した検索キーワードの検索ボリュームを確認する
  4. 洗い出した検索キーワードのサジェストキーワードを抽出する
  5. 抽出したキーワードで競合となる記事を分析する

抽出したキーワードで検索上位を狙うなら、すでに表示されている上位10サイトの分析が欠かせません。

記事数や平均文字数、コンテンツの内容などの分析を行いながら、自社のコンテンツ作成に活かしましょう。

④適切なタイトル・見出しを設定する

コンテンツ作成するにあたり、SEOで特に重要な点が適切なタイトル・見出し設定です。

そもそもGoogleのクローラーは、主にタイトルや見出しから全体の内容を読み取って評価します。そこでキーワードが含まれていなければ、意図していない検索ワードで表示される可能性もゼロではありません。

ですから、Googleの検索エンジンにこのページは「何について書かれているのか?」を明確に伝えるために、必ずキーワードを含めて設定しましょう。

なお、その他タイトルや見出しで気をつけるポイントはこちら。

  • キーワードはタイトル・見出しの左側に寄せる
  • ページの内容が大まかに掴めるキャッチコピーを入れる
  • 階層構造の気をつける(h2タグ、h3タグ…)

特にタイトルが魅力的でなければ、上位表示されてもクリックされないので惹き立つ言葉を入れましょう。

⑤画像に代替テキストを含める

コンテンツ作成において、文章のみではなく大抵の場合は画像も用います

当然Googleのクローラーはこの画像もチェックしますが「何かの画像がある」としか判断できず、内容までは読み取れません。そこで画像の内容までを読み取ってもらうために、画像の代替テキストを設定します。

画像の代替テキストは、alt属性内に設定できるので重要な画像にはテキストを入れましょう。(装飾の役割を担う画像なら代替テキストは不要)

<img src= “画像ファイル”  alt=”代替テキスト”  />

なお、使用する画像サイズにも注意しなければなりません。画像サイズが大きいとページの読み込みが遅くなり、ユーザビリティを損ねるからです。
こちらはGoogleが提供するPageSpeed Insightsを活用して、ページ読み込み速度を確認しておきましょう。

⑥内部リンクを充実させる

SEOにおいて、内部リンクも重要な施策の一つです。

内部リンクとは、同じWebサイト内のページを繋ぐリンクのこと。Googleのクローラーがページをチェックする際に、別ページのリンクがあると巡回されやすくなり、評価されやすくなります。

関連記事や商品ページなどのサイト内ページを最適な位置に盛り込み、充実させましょう。

⑦被リンクを獲得する

被リンクの獲得も、SEOの施策には欠かせません。

そもそも被リンクとは、外部サイト内に設置する自社サイトのページリンクです。

内部リンクとの違いは、外部サイトと自社ページを繋ぐリンクであること。例えば大企業や団体のサイトに自社リンクの設置、PR TIMESのプレスリリースへの掲載は有効な被リンクとなります。

ただし、被リンクと言っても自然に掲載されるナチュラルリンクと作為的なスパムリンクに分けられ、スパムリンクはかえって評価が下がりペナルティを受けかねません。

従って、良質なコンテンツ・サービスの提供をしてナチュラルリンクの獲得が必要です。なお、被リンクの獲得方法についてはこちらの記事で詳しく解説しておりますので、あわせてご参照ください。

⑧Webページをインデックスする

Webサイト内のページを作成・更新したら、必ずインデックスしましょう。

インデックスとは、ページがGoogleのデータベースに登録されること

そもそもページがインデックスされていないと、いくら良質なコンテンツでもSEOの結果は反映されません。よって、SEOで成果を上げるには、必ず踏むべきステップとなります。

ただし、あくまでもインデックスするのは「Googleのクローラー」です。ですから、自社でできることとしては、サーチコンソールのURL検査でインデックス登録リクエストを送ることくらいであるとおさえておきましょう。

⑨SNSを活用する

SNSの活用も立派なSEO施策の一つです。

被リンクの施策としても有効な手段であり、より幅広いユーザーへの認知度も高められます。

特にTwitterは拡散力と記名・匿名問わず投稿可能な性質上、多くのユーザーからのリンクを獲得できる可能性が大いにあります。

また、Instagramに関してもストーリーにリンクスタンプを添付してURLを飛ばせますし、Facebookにおいてもシェア機能を活用できるので拡散性も期待できます。

ただし、当然初めから多くのユーザーに拡散されるわけではありません。企業アカウントとして日々投稿を行うだけでなく、プロフィール欄の作り込みも行い、評価してもらえる基盤を地道に築いていきましょう。

中小企業のSEOはコンサルティングの活用がおすすめ

以上、中小企業こそSEOを実施すべきですが、社内にSEOの知見に長けた人材がいなければ難しいです。時間と労力をかけたものの、成果が出ないことは珍しくありません。

そこでおすすめする取り組みが、SEOコンサルティングの活用です。経験と実績豊富なSEOコンサルタントに依頼すれば、SEOの効果を最大限に引き出してくれます。

デジマケでは、100社以上にわたる法人サイトのSEO分析・改善を行った実績がありますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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ゆり

ゆり

社会人3年目のマーケッター。
SEOやSNSマーケティングを中心に勉強中。

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