【北海道・札幌】集客できるホームページを制作する会社 10選
2025.02.21
ホームページやオウンドメディアなどのWEBサイトでよく相談として受ける悩みのひとつが、ホームページの表示速度が遅いというものです。
実際の事例を見ても、WEBサイトを開くのに時間がかかったり、ボタンを押してから次の画面に遷移するまで数秒待たされたり、ひどい場合は数分間画面が真っ白で何も表示されないこともありました。
弊社では、ホームページ速度改善に関して多くの案件を解決してきました。体感としても、速度改善のノウハウをしっかり持っている制作会社やエンジニアはそこまで多くなく、そのため弊社に相談が集まっている印象があります。そこで今回、よくある原因と改善策をまとめてみました。
表示速度の遅延は本当に様々な要因があります。そのため、実際にデータを確認しないと原因を特定できないケースも少なくありません。
しかし、これまでの経験から特に多かった根本原因と、その解決策をできるだけ分かりやすく紹介します。
運用しているWEBサイトの速度を早くするために検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてください。単なる「画像を軽くする」「アニメーションを削除する」といった小手先の改善ではなく、本質的なホームページ速度改善の方法を紹介します。
「自社サイトが重くて困っている」「色々試したけれど改善しない」——そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
実際の事例に基づいて、根本的なホームページ速度改善をサポートいたします。
まず、本当に緊急で「ほとんどWEBサイトが動かない」「ボタンを押して数分のタイムラグがある」といった場合は、サーバーに原因があることが多いです。
サイトを立ち上げてからユーザーが増え、改修を重ねて情報を発信し続けると、当初の想定以上のアクセスが発生し、サーバー処理が追いつかなくなることがあります。
この場合、原因はWEBサイト内のコードではなくサーバー性能そのものです。そのため、サーバーの移行が根本的な解決策となります。
「サーバーの問題ならサイト全体が止まるのでは?」と通常の感覚では思ってしまうのですが、実は負荷が集中している特定のページだけ動作が遅くなることもよくあります。
これが厄介で、「その他のページは平気なのに、その特定の1ページだけ映らない、動かない。エンジニアにも見てもらったが原因が分からない」といった場合はサーバーの原因であることが実はあるのです。
私の経験上、特にさくらサーバーを利用しているサイトでこうした問題が起こることが多く見られました。もし「さくらサーバーでWEBサイトが遅い」と感じているなら、エックスサーバーへの移行を検討すべきです。
なお、さくらサーバー内でプランアップしても効果が薄いケースが多く、根本的にはエックスサーバーの方が処理速度に優れているため、移行による速度改善を確認してみることをおすすめします。
一方で、「数分止まる」ほどではないが「数秒遅れる」といった場合、サーバー以外に原因があることが多いです。
代表的なものは以下の3つです。
ひとつづつ順にみていきましょう!
ホームページやオウンドメディアは、運用中に機能追加や改善を繰り返すことが多いです。
例えば、
といった形で、複数の会社やエンジニアが関わるケースがあります。すると、それぞれの実装方法が異なり、不要になったコードを削除できず蓄積されてしまい、結果としてWEBサイトの速度が遅くなることがよくあります。
特に理解しておきたいのは、エンジニア一人ひとりでコーディングのやり方が違うという点です。
同じデザインを表現する場合でも、別のCSSで書かれていたり、改修の際に既存のCSSを無効化してJavaScriptで実装してしまうパターンもあります。
その結果、使われないCSSや古いコードがどんどん蓄積し、最終的にWEBサイト全体が重くなってしまうのです。
最近は通信回線や端末性能の向上により以前よりは少ないですが、未圧縮の大容量動画を埋め込み、そのせいで速度が落ちているWEBサイトも見かけます。
また、相談としては受けていないものの、ランディングページなどで動画や大きな画像を多用して表示が遅くなっている事例は多く存在します。
基本対策は以下です。
☑️ 動画は適切に圧縮する(2MBを超える埋め込みは避ける)
☑️ 画像はWebP形式に変換して配置する
特にWordPressで構築されている場合は、EWWW Image Optimizerというプラグインを導入すれば、WebP変換・圧縮・リサイズを自動で行えます。
ただし、動画・画像の軽量化は基本的な対策であり、これだけで劇的にホームページ速度改善が実感できることは稀です。本当に効果が出るのは「極端に重い素材を使っていた場合」くらいです。
「動画や画像を最適化しても改善しない」「色々試してみたがサイトの速度が上がらない」と悩んでいるWEBサイト運営者は多いのではないでしょうか。
これまで経験から、事業を立ち上げてホームページを作り、様々な改良を重ねたり(改修によるコードの肥大化)、コラムや店舗情報などのデータが大量に蓄積された場合、さらに、サイト内検索や高度なシステムを導入していると、WordPressという仕組み自体で出せる表示速度の限界を迎えていることが考えられます。
そもそもWordPressは、個人が簡単にブログを始められるように開発されたCMSです。複雑なアニメーションや大量の固定ページ、高度なデータベース操作を前提とした設計ではありません。誰もが簡単にWEBサイトを立ち上げられるツールだったため爆発的に普及し、今ではビジネスサイトでも多用されていますが、本質的には「汎用CMS」にすぎません。
そのため、WordPressの限界を迎えている場合、それ以上のホームページ速度改善を求めるなら、Next.jsやReactといったモダンなフレームワークでフロントエンドを作り直すことが、根本的な解決策となります。
Next.jsやReactとは、簡単に言えば「最新の仕組みでホームページを爆速にするためのフレームワーク」です。
WordPressは、ユーザーがそのページを見ようとクリックしたタイミングでサーバー側でページを生成し、ユーザーが見る画面に表示します。それに対して、Next.jsやReactはユーザーがサイトにアクセスした時点で、あらかじめ不変的な部分は構築されていて、動的に変わる部分だけを効率よく描画する仕組みになっています。
そのため、無駄な処理が減り、ユーザーがページを開いた瞬間に体感できるスピードが全然違います。特に、ページ数が多かったり検索機能が付いていたりと、WordPressだとどうしても重くなりやすいサイトでも、Next.jsやReactで構築すればサクサク動くようになります。
また、Reactは世界中のエンジニアが使っている技術で、Facebook(現Meta)が開発したことでも知られています。Next.jsはそのReactをさらに便利に使えるようにしたフレームワークで、SEOにも強いサイトを作れるのが特徴です。
つまり、「WordPressの限界を超えてもっとWEBサイトを早くしたい」というときに、Next.jsやReactは根本からの解決策になるというわけです。
ただし、Wordpressを使わないとなると、ニュースや記事の投稿や情報の更新方法が分からなくなるという悩みがありますよね。
そこで弊社で提案しているのが、管理画面はWordpressのままで、表示されるフロント側はだけをNext.jsで構築するという方法です。
これだと、基本的なニュースや記事の更新などはこれまで使用してきたWordpressのまま、ものすごく表示速度の速いWEBサイトが実現できます。実際に「Next.jsとWordpress」を組み合わせて制作した事例をご紹介します。
税理士の方々が各々のアカウントを生成し情報を発信するポータルサイトです。来訪したユーザーはエリアや依頼内容、自身の業種などから検索をできるようになっています。こういったポータルサイトでの表示速度はワードプレスだけのサイトと比べて段違いで早いです。
このサイトは、Next.jsとWordpressを組み合わせて開発しており、コラムやよくある質問はWordpressから投稿・変更ができるようになっています。
大学生に向けて「お金の基礎」の情報を発信するwebメディアです。記事がずっと増え続けていく予定なので、その活動に耐えられるように設計しました。
このサイトに関しては、完全に100%表示部分をNext.js 、コラム投稿などの管理画面はWodPressを使用するというヘッドレスCMSの形で使用しております。
ホームページやWEBサイトの表示速度が遅くなる原因は、サーバーの性能不足、コードの肥大化、画像や動画の重さ、そしてWordPressの仕組み自体の限界など、さまざまです。
「とりあえず画像を軽くする」といった小手先の対応では根本的な改善にはならないことも多く、むしろ本質的な原因を見極めて解決することが大切です。
弊社では、WordPressの運用はそのままに表示部分をNext.jsで作り直したり、サーバー移行を行ったりと、実際の事例に基づいた速度改善を多数手掛けてきました。もし、ホームページ速度改善やWEBサイトを早くする方法にお困りでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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