今回は、業務用清掃ロボット・日常清掃サービスをメインに清掃をIT化させるお掃除業界の先導者であるリ・プロダクツ株式会社様のコーポレートサイトのリニューアルを行いました。
リ・プロダクツ株式会社の既存サイトはBlue Monkey上で構築された静的サイトでした。
静的サイトとは、”記事の投稿”という概念がなく、例えばコラムでもページを1つずつコーディングする必要があるサイトのことです。
更新やページ追加のたびに制作会社への依頼が必要になるケースも多くあります。
さらに、今後SEOを強化していきたいというご要望もあったため、「自社でスピーディーに情報発信できる環境」を整えることが重要なポイントでした。

そこで、今回のリニューアルでは
- SEOを強化し、常に検索の上位表示を目指す
- 自社でコラムや導入事例などをいつでも簡単に更新できるようにする
- デザインとビジュアルを一掃し、ブランドイメージをより”最先端なもの”にする
を目的として、WordPressによるフルリニューアルを実施しました。
単なるデザイン変更ではなく、
「どういったサイト構成なら、サービスがわかりやすく伝わるのか」
「どのような機能をつければ、今後自社での運用がしやすくなるか」
そして「リニューアルをした後でも、検索の順位やお問い合わせ計測の仕組みに支障をきたさない」
という部分まで含めて、サイト全体の設計を見直しました。
リニューアル前の課題
既存サイトはBlue MonkeyというCMSで構築されており、今後リプロダクツ様が目指しているSEO対策や運用をしていく上では少し課題がある状態でした。
特に、『導入実績』や『お知らせ』『コラム』など継続的に更新していきたいコンテンツについても、静的でのコーディングが中心となっており、工数がかかってしまうのが懸念点でした。
また、SEO施策の観点でも、
- 見出しタグが、SEO的に正しく設定されているか
- Googleがサイトの評価の基準にする『構造化』ができているか
- 内部リンク設計(サイト内でリンクを繋げることでユーザーがサイト内で関連情報を探せる)
などに柔軟性が少なく、今後の集客強化を考えると改善余地がある状態でした。
さらに、サイト全体として“清掃会社”の印象が強く、実際にリ・プロダクツ様が取り組まれている、
- 清掃DX・IT化
- 清掃ロボット
- 自社での清掃資機材開発やOME生産
といった先進的なサービスを表現し切れていないように感じました。
WordPressへの移行を行った理由
今回、CMSはWordPressを採用しました。
今後のSEO強化や社内運用を考えるとWordPressが持つ柔軟性を活かした開発が最も良いと考えました。
特に、導入実績やコラムなどは今後の集客の資材になっていくコンテンツでもあるため、
『更新しやすい』『運用しやすい』という点は、今回かなり重要視しました。
また、WordPressはSEOとの相性も良く、
- 見出しタグの最適化
- meta情報管理
- 構造化データ対応
- コンテンツ追加
- 内部リンク設計
など、SEO施策を行いやすいCMSでもあります。
静的サイトの場合、ページ追加やコンテンツ運用に制限が出るケースもありますが、
WordPressへ移行することで、今後サービスが増えたときのページ内の更新や情報発信に柔軟に対応できる構成にできます。
Web制作会社として”なんとなく良い感じのサイトを作る”だけではなく、リプロダクツ様が“育てていけるサイト”としてリニューアルをすることが目的です。
そのために、WordPressでの開発を採用しました。
「最先端」を伝えるデザインへ刷新
今回のリニューアルで重視したポイントの一つが、”清掃業界での先進性が伝わるデザイン”です。
旧サイトでは、歴史のあるしっかりとした清掃企業というイメージが伝わる一方で、
現在のリ・プロダクツ様が取り組まれている“清掃DX”の先進性までは十分に表現しきれていない印象がありました。
そこで今回のデザインでは、「清掃会社らしさ」だけではなく、
清掃業界の競合の中でも”最先端な”“テクノロジー企業らしさ” を感じられる世界観を意識しています。
- トンマナを統一し綺麗なビジュアル
- FVには動画を起用する
- 動きのある演出
などを取り入れながら、従来の清掃業界サイトとは少し異なる印象を目指しました。
また、デザイン性を重視しすぎることで情報が伝わりづらくならないよう、
「サービス内容が直感的に理解できること」もかなり意識しています。
サービス内容のページでは、どんなサービスかイメージがつきやすように
適所にイラストや図解を取り入れています。
デザイナーと協議を重ね、より「伝わるデザイン」を意識しています。
今回実施した施策
今回のリニューアルでは、主に以下の施策を行いました。
①Blue MonkeyからWordPressへのCMS移行
②サイト全体の情報設計の見直し
③SEOを意識したコーディング・構造の最適化
④投稿機能の実装



⑤デザインリニューアル
⑥スマホでも綺麗に表示できるようにレスポンシブ対応
⑦リプロダクツ様の他のサービスサイト・ECサイトとの連携
⑧WP以外の外部のフォームサービス(Hubspot)の埋め込み
旧サイトから埋め込んだフォームが問題なく動いているか、正しいサンクスページ・メールが確認できるかをリストにして、テスト結果などを管理しながら進行しました。

⑨GTMやCA4などの各種計測タグをそのまま使えるように引き継ぎ
⑩旧サイトのリンクがエラーではなく、新サイトに飛ぶようにリダイレクト設計

⑪ 投稿機能や管理画面の使い方のマニュアル作成
リニューアル後、リプロダクツ様が社内で問題なく運用・投稿できるようにマニュアルを用意して提供しました。

リニューアル時に大変だったこと
今回のリニューアルで特に気を使ったのは、既存サイトからの移管対応です。
すでに運用・集客されているサイトだったため、リニューアルによってSEO評価やアクセス状況に影響が出ないよう、慎重に進行しました。
- URL変更確認
- リダイレクト設定
- 計測タグ引き継ぎ
- 外部フォーム連携
見た目のリニューアルだけではなく、「公開後も問題なく運用できること」
を前提に進行することは、ディレクション面でも非常に重要なポイントです。
また、既存フォームは外部サービスを利用されていたため、既存導線を崩さず自然にサイトへ組み込めるよう調整しています。
実際にリニューアルで検索順位が落ちたり、SEO評価(ドメインパワー)が落ちることはありませんでした。
リニューアルによって改善できたこと
今回のリニューアルによって、『自社での運用・更新のしやすさ』『SEO施策の柔軟性』『ブランドイメージ』
を改善することができたと思っております。
特にWordPress化によって、クライアント様自身で継続的に情報を発信できる環境を構築できたことは、大きな改善ポイントだったと感じています。サイトは公開して終わりではなく、運用しながら育てていくものということを意識して制作に取り組んでおります。
今後、導入実績やコラムなどの発信を通して、リ・プロダクツ様の魅力がさらに広く伝わっていくためのコーポレートサイトになれば嬉しく思います。


